論理的説明力とオリジナリティ
2007/10/29(Mon) 13:45:11
今日は早起きして教授のもとへ.修士論文が佳境に突入しつつあるので,打ち合わせというか,今後やりたいことを伝え,相談に乗っていただいた.前回のゼミで私が提案した手法に関して,多くの方から「方法論としては面白いけども論理的な一貫性が無い」という意見を戴いた.正直手法を考えた張本人である自分自身としてもそれには同感で,何とか一貫性を「こじつけ」ようと奔走してきた.
今日,教授にその点の理論武装をどうしようかと相談に行ったのだが,そこで戴いた言葉はまさに「逆転の発想」.私が一貫性が無いな…と感じていた部分がむしろ私の研究の強みなんだから,むしろセールスポイントにすべきだということ.
通常の論理から逸脱することはどの分野においてもありえる.
一見,論理が一貫していないのではないかと思われる方法論であっても,通常の論理から離れた現象を捉えることができるというメリットがある.つまりは一貫性を理想状態と仮定すると,ある現象の理想状態からの乖離を測ることが出来る点がこの研究の重点なのだということである.
確かに論理的に説明が付かない部分も多少は存在する.しかしそれよりも自分が提案した新しい方法で今までの手法では測ることができなかった部分が測ることが出来るようになるということはそれだけで研究の価値があり,細かい論理の説明に力をつぎ込むのではなく,自分のセールスポイントをアピールするように心がけなさいと仰って戴いた.
今日のキーワードは「論理的説明力」と「オリジナリティ」(この言葉が妥当かどうかは微妙だが)だと思う.もちろん飛躍しすぎた論理では研究は成り立たないけども,ある程度は論理の幅にとらわれず,自由な幅を持ってオリジナリティを追求してゆくことの大切さを教えていただいたような気がする.





