アドルフに告ぐ
2006/11/19(Sun) 19:41:42
![]() | アドルフに告ぐ (1) 手塚 治虫 (1996/06) 講談社 この商品の詳細を見る |
おもしれぇ・・・これ・・・
昨日1日で5巻全部読破しちゃったよ^^;
知ってる人も多いだろうけど,第二次世界大戦前後のナチス興亡の時代を背景に,3人のアドルフ(アドルフ・ヒトラー アドルフ・カウフマン アドルフ・カミル)の物語ね.
ちょっと前,奈々に馬鹿にされるまで「ゾルゲ」やら「ゲシュタポ」さえ知らんかったワシですが,
見事にはまってしまいましたよ^^;
3人ともそれぞれの正義を持っていたのですね.
しかしその正義は他者にとっては悪であり,
同じく正義を目指すもの同士が憎みあい,傷つけあい・・・
つまりはここで言う「正義」ってのは一種のエゴであって,
自己満足的かつ利己的な主観に基づく思考な訳で.
結局は各自の「正義」を理由にして暴れまわった結果が先の大戦なのですかね.つまりは盲目的な正義によって戦争は複雑に絡み合っていったわけなのだと,自分は解釈しました.
今の日本においての戦争に対する捉え方って
繰り返してはいけない,悲劇的な位置づけとして,
そして被害者としての日本を感情に訴える形で取られていると思うんですよ.(特に小中学校における平和教育については特に顕著だと思う.オレが小学校時代に受けた平和教育ではアメリカが悪者だということと,日本の憲兵たちが怖いってことくらいしか教えてもらえんかった)
でも感情に訴えることって感動に結びつきやすいわけでしょ?
ということは戦争に対する意識の高まりは大きいわけでしょ?
(それがオレみたいに一時的なミーハー根性によるものだとしても)
だからそういう姿勢はそれで大事だと思うわけですよ.
しかし物事を多面的,横断的に考えると,
もう少し,世界の情勢,各人の心情を把握し,
そして自国の被害・他国に対する加害を性格に理解し,
客観的に向き合う必要があるわけですよね.
近年高まった韓国・中国・北朝鮮の反日感情ってのは
そういった意識が足りないからっていう理由もあるわけで.
もちろん「アドルフに告ぐ」はマンガであり,
手塚氏が設定した「ヒトラーがユダヤの血を引く」という仮定に基づいた話であるから
これを読んだからといって全て鵜呑みにしちゃいかんのだけど.
こういう多面的なモノの見方って,絶対必要だよね.きっと.
はい,別に戦争好きなわけでもなく,
ただのミーハーが酔いに任せて書いた文章なのだけどもね^^;
まぁもう一度映画「ヒトラー」を観てもいいかなと思った.
そして福山のホロコースト記念館を見学しようかな,と思った.
以上!!





